柳川 直史

執行役員 営業部長 1986年入社

Tadashi Yanagawa

ロスや経費の見える化で、
より利益の出せる
部門にしていきたい。

しっかりした定職に就くことで、
描いたライフプランを実現

入社したのは、結婚など将来を見据えて、しっかりした定職に就きたいと思ったことがきっかけです。実際にその後、結婚して子供もできたので、念願が叶いました。仕事としては最初、現場業務からスタート。仲卸の業務の流れや青果物の商品知識など、徐々に覚えていきました。夜間の仕事で、正直大変でしたが、独特の活気に溢れた市場で働くことが楽しかったですね。その後、営業部門に配属され、お取引いただいているスーパー等の店舗を巡回訪問して、青果の売れ行きや消費者動向等をチェックし商品を売り込んでいく仕事を経験しました。単に「買ってください」では売れないので、お客様や消費者の状況に合わせた企画を提案。売上げを伸ばしていくことに面白さを感じていました。

自分たちでパッケージした商品がお客様の売場に並ぶやりがい

現在は、パッケージ部門の責任者をしています。仲卸業者は通常、仕入れた商品をお客様ごとに分荷するまでを行っているのですが、当社ではお客様の利便性を考え、店舗ですぐに品出しができるようパッケージ加工まで一貫して請け負うことができる体制を築いています。でも、これがなかなかやっかいな作業なのです。青果は傷みやすいので、機械を使って自動化というわけにはいきません。人の手で小分けしてパック等に詰めていく手間のかかる仕事なのです。そのため、丁寧に商品を扱うようスタッフに指導しています。真心を込めてパッケージした商品が、お客様の売場に並び、それを消費者が購入していくところを見られるので、やりがいがあります。

困難な状況を打破するため、
ITの活用を推進

先にも紹介したように、青果は工業製品と違ってとても傷みやすい商品です。50パック分の商品を用意したのに、47パックしかできなかったということも珍しくありません。3パック分のロスが起きてしまったわけです。しかも、店舗における商品の売れ行き状況によっては、お客様から急なパック詰めのご依頼が入ることもあります。こうした厳しい状況のなか、できる限りロスを少なく、かつ効率よくパック詰めしていくのは簡単なことではありません。ITを活用して、ロスの見える化や経費の見える化を図り、利益の出せる部門にしていきたいと思っています。近い将来には、衛生管理の行き届いたプロセスセンターができる予定なので、楽しみです。

楽をしては稼げない仕事です。
地道に頑張ってください。

プライベート

若い頃は、夜勤で頑張っても平気でしたが、年齢を重ねてくると、身体的に厳しさを感じるときもあります。そのため、身体のケアには気を配るようになりました。月に数回、整体に通っています。

一日の流れ

6:00
起床
8:00
出社。商品チェック
9:00
パッケージ開始
15:30
パッケージ商品の分荷
17:00
退社
24:00
就寝