原 真人

果菜部門 課長(トマト類全般)1988年入社

Masato Hara

仲卸として、
みんなが喜ぶ
仕事をしたい。

アルバイトでの仕事が楽しくて、
学校を中退して入社

学生のとき、たまたま当社でアルバイトをしたのが入社したきっかけです。活気あふれる市場の雰囲気がとても楽しくて、学校を中退して入社することになったのです。最初は、市場で買い付けた商品の荷運びからスタート。市場内の狭い通路で、独特のカートを操作して走行するのは、最初は慣れず苦労しました。市場内には、160社以上の仲卸業者がひしめきあっているので、とにかくすごく混雑しているのです。他のカートやフォークリフトとぶつかりそうになるのは、日常茶飯事でした。その後、スーパー等のお客様に納品する商品を卸会社等から仕入れる部門に異動。先輩方の厳しさの中も温かみの感じられる指導のもと、仕入れ業務を覚えていきました。

生鮮食料品を扱う大変さを乗り越え、ご要望に応えるやりがい

現在は、トマト類全般の仕入れ責任者をしています。お客様からいただいた注文に合わせて、卸会社から仕入れをしながら、明日の価格や入荷状況などの情報を交換。仕入れた商品の値決めをして、お客様ごとに商品を仕分けする分荷の指示を出していく業務です。生鮮食料品を扱っているので、鮮度が落ちてクレームをいただいたり、過剰に仕入れて売れ残りを出してしまったりと、うまくいくことばかりではありません。でも、その分、消費者に喜んでいただけると思って仕入れた商品が、実際に納品先で売れ、「また欲しい」といった声が聞けたりすると、本当にうれしいですね。また、納品先から想定以上の大量注文をいただいたとき、手段を駆使して対応できると、やりがいを感じます。

「トマトのことなら三秀」
と言われる一翼を担った喜び

私が入社した頃は、当社の取扱い商品のトップはキュウリでした。でも、食生活の洋風化をいち早くとらえ、トマトの取り扱いを強化したことで、現在では「トマトのことなら三秀に聞け」と周りから評価していただけるまでになりました。もちろん、大変なことも多々ありましたが、その一端を担うことができたのはとても幸運でした。とはいえ、ネット社会になり、流通を支える私たちの役割が、より問われる時代を迎えています。仲卸として、いかに付加価値を提供していくか。これまで以上に、産地と消費者をつなぐ仲卸として、産地、卸、仲卸、小売り、そして消費者のすべてに喜んでいただける商品の開拓、販売を進めていきたいと思っています。

根はやさしい社員が多く、
市場内で一、二を争う明るい会社です。

プライベート

もともと野球が好きだったので、会社の野球チームに所属。従業員同士の親睦を図っています。また、社会人になってからゴルフを始めました。止まったボールを打つのにも関わらず、奥深さに実感しています。

一日の流れ

7:00
起床。犬の散歩、朝食
8:00
出社。仕入れ商品のチェック(値決め)
9:00
納品価格の値決め入力
10:00
仕入れ商品の値決め入力
11:00
小売業者への情報提供、明日の売り込み
12:00
昼食休憩
13:00
次週、来月などの状況確認。特売等の提案
15:00
明日のオーダー集計
16:00
明日の仕入れ商品の発注。不足商品の集荷
17:00
納品先への分荷データをパソコン入力
19:00
退社。帰宅して犬の散歩
20:00
夕食
21:00
納品先データの最終チェック。明日の仕入れ商品の数量チェック
24:00
就寝